ワイモバイルを180日以内に短期解約するとブラックリストに入るって本当?

Softbankグループの人気ブランド「ワイモバイル」を使っている人も多いと思いますが、ワイモバイルにも短期解約に対するペナルティとしてブラックリスト入りするリスクはあります。
「短期解約」とはワイモバイルを契約してから短い期間で解約や他の通信会社に乗りかえ(MNP転出)てしまう事で、ワイモバイル側から見れば申込時に割引やPayPayなどの特典を付与しているのに短期間だけしか利用しない=迷惑行為という認識になります。
ワイモバイルの180日ルールとは?
ワイモバイルの「180日ルール」とは、契約から180日以内に解約すると特定のペナルティや制限が適用される可能性があるという非公式の基準です。
具体的には、将来的な契約に影響を及ぼすブラックリスト入りや、追加の解約費用が発生することが考えられます。ただし、これは業界の暗黙の了解でありワイモバイル公式の発表ではありません。
ワイモバイルの短期解約によるブラックリスト入りの条件日数については、過去には211日(約8か月)だったり、より短い90日という推察もありますが、非公表で短期解約でブラック入りした報告も多くないので正確な条件は不明ですが、現在は「これで大丈夫な例が多い」という理由で180日が目安となっています。
ワイモバイル・ソフトバンクのブラックリストはある?
ワイモバイルを含む通信業界全体が2022年から「最低利用期間」と「解約金」という”縛り”を完全撤廃して自由にになりました。
ただしソフトバンクやワイモバイルには、公にされてはいませんが利用者の信用状態を管理するためのブラックリストが存在します。
これはソフトバンクやワイモバイルに限らずどこの業界でもサービスでも「迷惑なお客は入店禁止でお断りする」のは商いを行う上では当たり前の事です。特に通信系のサービスの場合、契約時に個人情報の提出と審査があるのでブラックリストの管理は簡単そうです。
ソフトバンク(ワイモバイル)のブラックリストの種類
ソフトバンクやワイモバイルが審査時に確認するブラックリストには、大きく分けて三つの種類があります。
1つ目が、自社ブラックリストです。自社ブラックリストはソフトバンク(ワイモバイル)だけで管理されるブラックリストで、自社サービスの利用者の滞納や短期解約などの行為が情報として記録されます。
2つ目が「他の大手キャリアの携帯滞納に関するブラックリスト」です。この滞納履歴等のブラックリストは携帯業界全体で共有されるため、このブラックリストに載ってしまうとあらゆる携帯会社の審査に通過できなくなります。
3つ目に、CICやJICCなどの信用情報機関によるブラックリストがあります、これは携帯業界だけでなく金融関連の滞納や信用不良情報を含む広い意味でのブラックです。このブラックリストに入ると携帯会社だけでなくクレジットカードやあらゆるローンを組むことが難しくなり、一般生活が大きく制限されます。
ブラックリストに入るとどうなる?ペナルティは?
上記のブラックリストに登録されると、新規契約が拒否されたり、クレジット契約が困難になるなどのペナルティが発生します。
また、将来的に料金プランの変更や機種変更が制限される可能性もあります。重要なのは、一度ブラックリストに載ると、その情報が長期間記録されるため、長期間にわたって新しい契約やサービスの利用が困難になるというリスクがある点でしょう。
これは、信用情報が回復するまでの間、他の携帯会社やクレジットサービスの利用にも影響を及ぼす可能性があります。
ソフトバンクのブラックリストに入っているかの確認方法
ソフトバンクのブラックリストに自分が登録されているかどうかを確認する正式な方法は公開されていませんが、新規契約やサービスの申込みで意外な拒否や制限があった場合、間接的にブラックリスト入りしている可能性を疑うことができます。
特に「CICやJICCなどの信用情報機関によるブラックリスト」であれば、CICなどで信用情報機関から自身の信用情報の開示を受けることが可能なので、明確にブラックリストに入っているかが確認可能です。
参考:情報開示とは(CIC)
ワイモバイルやソフトバンクの短期解約ブラックの基準・条件
ワイモバイルやソフトバンクでは短期解約に対する基準やブラックリストの条件が設定されています。もちろん公表されていない情報なのであくまで目安程度ではあります。
Softbankの短期解約ブラック
ソフトバンクでは、契約後180日以内に解約した場合、ブラックリストに登録されるリスクが高くなります。
特に「高価な端末を分割契約する」「短期間で解約する」という行為は、注意が必要です。
短期解約が頻繁に行われると、将来的にソフトバンクグループ内での新規契約やサービスの利用に大きな制限がかかることがあります。
Softbank特有の「iPhone BL」
ソフトバンクでは、iPhoneを含む一部高価な端末の短期解約に対して特に厳しい基準を設けており、「iPhone BL」と呼ばれるブラックリストが存在するとされています。
これは、特定の端末に関連する短期解約が多い場合に適用されるもので、その後の端末購入やプラン変更に制限がかかることがあります。
Y!mobileの短期解約ブラック
ワイモバイルにおいても、短期解約はブラックリスト入りのリスクが高いです。
特に、ワイモバイルの場合申込特典が高額で、販路によりますがSIM単体契約でも20,000円分以上、端末セット購入時で最大22,000円の端末値引の申込特典を出しています。
ワイモバイルは大手3キャリアより料金プランが安価なのに同等以上のプロモーションやキャンペーン特典を出している関係上、短期間での解約は将来的な契約に悪影響を及ぼす可能性があります。
先述の通り、ワイモバイルの短期解約の基準の目安は現在180日と言われていますので、間違っても90日や1か月で解約しない方がいいでしょう。
維持期間1ヶ月程度でワイモバイル→ソフトバンクにアップグレードされたら契約者は無事でもお店はモロに短期解約ペナルティ喰らって大赤字じゃバカタレ
調べもせずに変なnote広めるなっつーの💢
ワイモバイル→ソフトバンクへのアップグレードはせめて181日以上は維持した後にしましょう https://t.co/jwlR33cEs2 pic.twitter.com/NVLxNrHR2f
— モバ兄 (@MobileBrother08) October 20, 2023
とは言えワイモバイル側も、ギリギリを狙った乗り換えが増えれば当然「申し込み特典を下げる」や「短期解約ブラックの基準を長くする」などの措置をとるでしょうし、1年以上は使い続けて欲しいところですが。
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